レーシングカート情報/サーキットコース・カートショップ等

F1の登竜門 「レーシングカート」

レーシングカートはF1(ウィキペディア解説)への登竜門と言われています。これには幾つかの理由が考えられます。まず、レーシングカートを登竜門としてFJ、F3、スーパーフォーミュラ(公式WEB)、その他のカテゴリーなどを経てF1へ登っていくフォーミュラピラミッドというものが存在しますが、その中でもドライビング中の挙動などF1マシンに一番近いのはレーシングカートだと言われています。

レーシングマシンを思いのままに操れるようになるには年齢が若ければ若いほど良いという点からもレーシングカートは大変良い乗り物です。

自動車免許は18歳にならないと取得できませんが、小学生でもサーキットライセンスを取得すれば専用サーキットでレーシングカートを走行することができます。違う言い方をすれば幼い子供が正確に設計されたマシンを法的に運転できるのはレーシングカートだけなのです。(二輪車ならポケバイ等)

小さなレーシングマシンとはいえ、幼い子供がサーキットを運転するのは危ないのではないかと考えるのも分かりますが、事実上、子供は大人よりも早く危険を避けてドライビングする術を学んでいきます。


ミニ四輪バギー


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1998年から2010年の間、F1のシリーズチャンピオンを獲得したドライバー全員がレーシングカートのレース経験者です。
その中のほとんどのF1ドライバーは幼少の頃にレーシングカートをドライブしています。最近何十年かの間カート出身でないF1シリーズ優勝者はデイモン・ヒル(1996年優勝)とジャック・ビルニューブ(1997年優勝)だけです。(そのような経歴の記載を目にしたことがないため)
更にそれ以前も1984年にニキ・ラウダがF1シリーズ優勝を獲得した翌年の1985年から1995年までの10年間のF1シリーズ優勝者はレーシングカート出身です。(アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセル、ミハエル・シューマッハ等)

これらのデータからもレーシングカートはドライビングを磨くための素晴らしい乗り物であり、結果を残すことで四輪レースの世界へアプローチできる最初のステップカテゴリーなのです。

レーシングカートについて初歩的な知識を身につけることができる入門サイトがあります。基本的なこと(カートのメカニズムやコースライセンスetc)からドライビングテクニックやシャーシセッティング、レースまで浅くとも幅広くカートの基本が理解できます。


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